飲食店厨房防火シャッターの清掃
汚れの状態 | 経年による固形化・炭化など、とても頑固な油汚れ |
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方法・手法 | 浸漬工法(漬け置き洗浄)はつり工法(スクレイピング) |
効果・結果 | 強度の物理洗浄を行ったため、もともと劣化していた塗装のほとんどが剥がれましたが、固まった油汚れはほぼ落とすことができたため、羽などの可動部分の固着が解消され、防火シャッターとしての機能が回復しました。 |
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洗剤・機材 |
飲食店(洋食,レストラン)の厨房の防火シャッターの清掃事例です。
防火シャッターは、フード内のVバンクの奥側(排気ダクトの入り口)に設置されているため、人の目に触れる機会がほとんど無く、知らず知らずのうちに重度に汚れてしまいます。
写真の例でも、経年によって硬化したとても頑固な油の塊がこびりついています。
また、油でシャッターの羽が固着してしまい、防火シャッターとしての機能が正常に動作していませんでした。
ここまで汚れが進行すると、もはや通常の清掃では落とすことができません。
そのためこの防火シャッターは、取り外して高熱の洗浄液に浸け置いて油を柔らかくしてから、金属ブラシやスクレーパーなどでゴシゴシこすり、物理的に油の塊を削り落として清掃しました。