洗剤

お掃除のコツ~洗浄方程式で楽にお掃除~

プロの清掃でも、家のお掃除や店舗のお掃除でも楽に効率良く行ないたいものです。

プロの特に仕事のできる作業員は無意識に日々行なっている清掃のコツがあります。

それを式にした物をご紹介します。

洗浄方程式とは

洗浄力は

①洗浄力=化学反応×物理反応

②化学反応=洗剤の力×温度×時間×洗剤の量

③物理反応=加重×回数

とあらわすことができます。

この方程式を使って掃除すると楽に効率よく掃除をすることができます。

洗浄方程式

洗剤の力

洗浄方程式の洗剤の力は

対象の汚れにどの程度反応するかとなります。

洗剤の力、希釈濃度が濃ければ濃いほど洗浄力は上がります。

しかしデメリットもあるのでデメリットも考慮して希釈も考えなければいけません。

希釈濃度を濃くすると考えられるデメリットとして

素材へのダメージ(塗装の剥がれ、金属の焼け等)

地肌へのダメージ (手荒れ、薬品火傷等)

洗剤をすすぐのに逆に時間がかかってします。

洗剤の費用が高くついてしまう。

等があげられます。

また対象の汚れに対して効果的な洗剤をしようしないと全く反応しないので、用途にあった洗剤を選ぶ必要もあります。

洗剤

他のファクターでカバーする

たとえ弱い洗剤でも洗剤の量や温度、漬け置き時間を変えるだけで十分にきれいにするとこは可能です。

洗剤をつけてすぐ擦ったり拭いたりせず、少し放置時間を置くと洗剤の力が働きやすくなります。

また、この時に洗剤液をたっぷりとつけてあげると汚れが自然と浮いてきます。

温度のファクターも重要で、冷水を使用するより、お湯を使用してあげると格段に効果があがります。

状況によって、漬け置きができる物であれば洗剤液をバケツに作り、漬け置きすることも効果的です。

掃除の上手な方ほど、漬け置き時間や温度をうまく利用し楽に効率よく作業しているように思います。

温度

物理反応はできるだけ小さく

物理力=加重×回数は言い換えると力をいれてゴシゴシ擦ることです。

いざ掃除をしようとすると、すぐゴシゴシ擦りだす方がいますが、このやり方だと正直疲れますし、素材を傷つけてしまうリスクもあります。

上記であげた洗浄方程式をうまく使うことにより、無駄な力を加えずに無理なく楽に掃除するとことができます。

洗浄方程式を使ってより清掃を楽に

掃除のうまい人ほど、無駄な力をいれずに、この洗浄方程式を利用して楽にきれいに仕上げています。

家庭でも使える内容なので、是非日々のお掃除にも活用してみてはいかがでしょうか。